2016年8月2日放送の「あさイチ」は
「スゴ技Q アボカド 徹底使いこなし術」

その中から固いアボガドを簡単に追熟させる方法を紹介!

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固いアボガドを簡単に追熟させる方法

硬いアボガドを家でやわらかくしたいという方のために
家で追熟させるスゴ技です。

達人を訪ねたのは東京・町田市の大学。

達人はアボカドをはじめトロピカルフルーツ栽培の研究に
取り組んで30年の水野宗衛さんです。

現在、栽培しているアボカドは5品種。

中央アメリカ原産といわれるアボカドの性質を調べ
日本のみかんやビワの産地でアボカドへの転換を
試みている生産者のために栽培法を研究しています。

水野さんはアボカドとバナナを一緒に置いておくと
やわらかくなり早く食べられるといいます。

Q.水野さんオススメ!硬いアボカドを2~3日で追熟する方法は?

青:密封袋に入れる
赤:ラップで包む
緑:紙袋に入れる

正解は緑:紙袋に入れる。

比較実験を行うと、
紙袋に入れたアボカドは全体に色が黒くなっていました。

密閉袋はかなり緑の部分が残っていました。

ラップに包んだものもグリーンが残っていました。

硬さに関しても平均で最も柔らかくなっていたのは
紙袋に入れたものでした。

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なぜバナナと一緒に紙袋に入れると柔らかくなる?

バナナからはエチレンというガスが出ています。

エチレンは果物が熟すときに必要な成長ホルモン。

なのでバナナと一緒に置くと
アボカドが熟成していくのです。

しかし、密閉袋やラップだと
果実の呼吸した二酸化炭素が逃げないので
エチレンの発生が抑えられてしまう。

適度にガスが抜ける
紙袋がお勧めなのです。



【硬いアボカドを追熟させる方法】

1.紙袋にアボカドとバナナを一緒に入れる。

2.1~2日ほど置く。

ポイントとしては、直射日光にあてず、
室温は15~27度が適しています。

今の時期のように30度を超えると
追熟がすごく早く進むので
チェックをこまめにしてやわらかくなったら
食べるようにします。

追熟した後に適しているのは冷蔵庫の野菜室。
できるだけ密閉袋に入れます。
そうしないとエチレンガスが発生して、
でほかの野菜もだんだん弱ってしまいます。

また、4度以下に置くと低温障害となってしまいます。

まとめ

同じ日放送のアボガドレシピです↓
【あさイチ】食べごろのアボカドの見分け方&変色させずに保存する方法!

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