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2016年5月17日放送の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は
「身体を老けさせない5つの新事実SP」
・骨折を招く“骨のサビつき”!?
・目の奥に“カス”が溜まる!
・103歳の超健康おばあちゃんの「脳」「血管」「腸内フローラ」
ここでは目の加齢黄斑変性とその予防の
目を老けさせない奥薗流レシピを紹介!
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加齢黄斑変性
年をとると増えるお悩みの一つが、物が見づらくなってしまうこと。
目の病といえば、
視界がまぶしく見える白内障、
視野の一部が欠ける緑内障、
が知られているが、
今急増しているのはそれとは違う“第3の目の病”。
そして実はこの病は「目の奥にカスが溜まる」ことで起きているという。
50~70代の男女15名で目にカスが溜まっている人がどのくらいいるのか検証。
眼底検査では15名中4名に目のカスが見つかったのです。
日本大学病院・森隆三郎先生によると一番の原因は加齢によるもの。
通常使われなくなった網膜の細胞の一部は、目の奥で除去されるが、
加齢によってその除去する力が衰えてくると、
目の奥にカスが溜っていく。
これが目のカスで、「ドルーゼン」と呼ばれています。
このドルーゼンが溜まっていくと、
網膜の奥から新生血管とよばれる細い血管が生えてくる。
しかしこの新しい血管はもろく、
ちょっとした刺激で簡単に出血してしまう。
すると、出血によって網膜は膨れ上がり、
視野の中心が歪んで見える症状を引き起こしてしまう。
この病が近年増加している第3の病「加齢黄斑変性」。
黄斑とは、網膜のもっとも大切な中心部分のこと。
カスが非常に溜まりやすい場所でもある。
なので加齢によってカスの除去が上手くいかなくなると、
加齢黄斑変性になってしまう。
いかし、目にカスがあるだけでは症状が出ることはない。
新生血管が生えて初めて症状がでる。
症状の出方は人によって異なるという。
例えば、視野の中心の一部が歪んだり、ぼやける。
進行すると歪みが大きくなる。
さらに進むと視野の中心が欠けて黒く見えるなど。
最初は左右どちらかしか症状が出ないので
両目で見ると気づきにくい。
普段から本棚等を片目の目で見て歪んでないかチェックするとよい。
目の奥にカスが溜まる原因は加齢以外にも
紫外線も原因として考えられている。
日差しが強くなるこれからの季節はサングラス等で予防することが大切。
しかし、その発症を抑える効果が期待できる栄養素があります。
その栄養素は全部で4つ。
1.ビタミンC
2.ビタミンE
3.亜鉛
4.ルテイン
の4つ。
ビタミンCは、ブロッコリーやピーマン、れんこんなどに多く含まれているビタミン。
ビタミンEは、アーモンドやかぼちゃ、アボカドなどに多く含有されているビタミン。
亜鉛は、牡蠣や豚レバーなどに豊富な栄養素。
ルテインは、ほうれん草やケールなどの緑黄色野菜に多く含まれている栄養素。
ルテインは実は私たちの体内にも存在。
眼球の網膜にも多く含まれ、紫外線などから網膜を守ってくれている。
ルテインは言わば、天然のサングラス。
ところが、加齢とともにルテインが減少すると、
目の網膜が直接太陽光にさらされ、ダメージを受けやすくなってしまう。
これら4つの栄養素を毎日積極的に摂取するようにすれば、
加齢黄斑変性の予防効果が期待できるとのこと。
アメリカの研究によれば1日の推奨摂取量は
ルテインは約10ミリグラム(ほうれん草約1/2束)、
ビタミンCは100ミリグラム(青ピーマン5個分)
ビタミンEは6ミリグラム(アーモンド16.5粒)
亜鉛は8ミリグラム(牡蠣約4個)
しかし、この4つの栄養素の推奨摂取量を万遍なく、毎日摂るのは大変。
そこで今回も、カリスマ家庭料理研究家の奥薗壽子さんに助けてもらうことに。
目の老化を防ぐ奥薗流レシピ
家庭料理研究家・奥薗壽子さんが今回挑むのは、
4つの栄養素が全部必要なだけ入った「目の老化を防ぐ!作り置きおかず3品」。
「ほうれん草のナムル」
「かぶの葉のふりかけ」
「パセリミートソース」
の3品。
しかもこれらの作り置きおかずは、
様々な料理にアレンジ可能なスグレものだという。
【1品目ほうれん草のナムル】
ほうれん草→ルテイン食材
高野豆腐→亜鉛食材
長ネギ→ルテイン食材
豚肩ロース薄切り→亜鉛食材
『材料』(3食分)
ほうれん草→1束(250g)
塩→ 小さじ1/4
ゴマ油→大さじ1
高野豆腐→3枚
小麦粉→大さじ2
長ネギ→1本
豚肩ロース薄切り→150g
片栗粉→小さじ1
しょうゆ→小さじ1
オリーブ油→大さじ1
水→ 50cc
しょうゆ→大さじ1
しょうが→1かけ
塩→ お好みで
ラー油→ お好みで
ゴマ油→ 大さじ1~2
いりごま→ 大さじ2
『作り方』
1.ほうれん草を蒸しゆでにする。
(フラパンに少なめのお湯を入れてほうれん草を入れ、
ふたをしてゆでる)
水でさっと粗熱をとったら適当な大きさにカット。
2.ボウルにほうれん草を入れ、塩(小1/4)ゴマ油(大1)を入れてあえる
3.高野豆腐(3枚)を水で戻し、細切りにする。
うま味が絡みやすく調理時間も短縮
4.ボウルに高野豆腐を入れたら小麦粉(大2)をまぶし、揉み込む。
5.長ネギ(1本)を斜め細切りにする。
6.豚肩ロース薄切りを細切りにして
片栗粉(小1)と醤油(小1)でもみこむ。
7.食材を炒める
フライパンにオリーブ油(大1)で豚肉を炒めて
こんがり焼き、高野豆腐を入れる。
豆腐に焦げ目がつくまで炒め、火を止める。
8.水(50cc)・しょうゆ(大1)・しょうが(すりおろし1かけ)
を入れて全体に絡めてネギを入れたら
余熱でサッと炒める。
9.②のほうれん草と混ぜ合わせて
お好みで塩、ラー油、香りつけにゴマ油(大1)
いりごま(大2)を振りかけたらほうれん草のナムルのできあがり。
【ほうれん草のナムルのアレンジレシピ】
①五目焼きそば
ゴマ油で炒めた麺とほうれん草のナムルを
混ぜ合わせ、味を調えればおいしい焼きそばに。
②肉野菜スープ
鍋にほうれん草のナムルとお湯を入れて
しょうゆ(大1)とゴマ油で味を調えれば
極上の肉野菜スープに。
お好みでラー油をかければピリ辛スープが楽しめます。
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【2品目 かぶの葉のふりかけのレシピ】
かぶの葉→ルテイン食材
たらこ→亜鉛食材
豚挽き肉→亜鉛食材
いりごま→亜鉛食材
『材料』(3食分)
かぶの葉→200g
塩→小さじ1/4
たらこ→ 100g
酒→ 大さじ1
豚挽き肉→ 150g
しょうが→ 1かけ
いりごま→ 大さじ3
かつお節→ 1パック(5g)
七味→ お好みで
『作り方』
1.かぶの葉を小口切りにし、
ボウルに入れて塩でもみ、水気を絞る。
下茹でするより簡単でかさも減り、青臭さも抜ける
。
2.たらこペーストを作る。
たらこを器の中でキッチンばさみで切り刻み、
酒(大1)を加えて混ぜる。
キッチンばさみで簡単にたらこペーストができる
まな板を汚さずにすむ
酒を入れることでたらこがほぐれやすくなる
3.豚肉をフライパンが冷たいうちから入れて
豚肉の脂を利用してじっくり炒めていく。
4.③の火が通ったら、かぶの葉を入れる。
豚肉にかぶの葉が馴染んだらたらこペーストも入れて混ぜる。
5.たらこにある程度火が通ったら
みじん切りにしたしょうが・かつお節を入れて
最後にいりごまを加えればかぶの葉のふりかけができあがり。
【かぶの葉のふりかけでアレンジレシピ】
①卵焼き
とろとろの卵に入れて作る卵焼き
②チヂミ
③サラダ
残ったカブにかける
④ふりかけご飯
アツアツのご飯にかけて食べる
【3品目パセリミートソースのレシピ】
炒めたパセリにしょうゆと粉チーズを入れる事で
苦味・クセを解消できます
パセリ→ルテイン食材
タマネギ→ルテイン食材
牛ひき肉→亜鉛食材
粉チーズ→亜鉛食材
『材料』(3食分)
玉ねぎ→ 1個(220g)
トマト→2個(300g)
牛ひき肉→ 150g
塩→ 小1/4
酒→ 大1
にんにく→ 1かけ
ケチャップ→ 大さじ4
パセリ→ 2袋(140g)
オリーブ油 大1
しょうゆ→ 大1/2
粉チーズ→ 大4
しょうゆ→ 小1~2
コショウ→ 適量
『作り方』
1、玉ねぎをみじん切りにし、
トマトを皮ごとブツ切りに。
2.フライパンに牛ひき肉、塩・酒・にんにくで
下味をつけ炒める。
牛肉の油だけでじっくり炒めていく。
3.牛肉に火が通ったら玉ねぎを入れて
玉ねぎがしんなりしたらケチャップを入れる
ケチャップで旨味と甘みを足す
水分が飛んで全体がねっとりしてくるまで
炒める方が美味しくなる。
4.トマトを入れる。
トマトの水分でケチャップの焦げ付いてるところを取る。
5.④を弱火で5分蒸し煮にする
6.パセリをキッチンばさみで
葉のところを盆栽のように切る。
パセリの軸も小口切りに。
7.別のフライパンにオリーブ油を入れて
パセリの軸の方から炒めていく。
葉も加えて炒め、3分の1くらいに減ったら
しょうゆ(大1/2)で味を調える。
8.⑦に粉チーズを加え、
しょうゆ(小1~2)こしょう(適量)で味付けをする。
9.⑤のミートソースに8のパセリを混ぜあわせたら
パセリミートソースのできあがり。
【パセリミートソースのアレンジレシピ】
①ミートポテトグラタン
深皿に蒸かしたじゃがいもを並べてその上にかけてオーブンで焼けば
できあがり。
他にもドリアやオムレツなどにもアレンジ。
②ミートソースパスタ
茹でたてのパスタにかける。
※放送時点での情報になります
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感想
奥薗さん、さすがですね♪
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