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「あさイチ」で「スゴ技Q 使い切り術」がとりあげられました。
いつも残ってもったいないと思うもの、ありますね。
こちらでは古歯ブラシ&液状のり&クエン酸・重曹。
液状のりをつかってスーパーボールの作り方も紹介!
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古歯ブラシの使い切り術
お掃除に古歯ブラシを使う方も多いと思いますが、
「角が当たってブラシが届かない」、「隅々まで掃除できない」など、
掃除しにくいという声も。
そのお悩みを解決してくれたのは、お掃除の達人、大津たまみさん。
その方法は、古歯ブラシを、熱湯を使って、曲げることです。
曲げることで、古歯ブラシの柄がまっすぐだと磨きづらかった、
排水溝のカゴの底などにブラシをしっかり当てることができます。
『作り方』
1.古歯ブラシの広がった毛先をはさみで切りそろえる。
2.熱湯の入った耐熱性のコップに歯ブラシを入れ、1分間ほどそのままに。
3.コップの持ち手の部分を持って歯ブラシを底に軽く押しつけるように力を入れると、
簡単に曲がる。
4.90度まで曲げたら、水で冷やしてできあがり!
※素材によっては歯ブラシが曲げられないものもあります。
※番組で調べた結果、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン)、PS樹脂(ポリスチレン)の2種類は折れてしまう可能性があるとのこと。
液状のりの使い切り術
スポンジが固まってしまった液状のりはなかなか最後まで使い切れないですね。
そこで、液状のりメーカーの研究員、竹内憲太郎さんを訪ねました。
竹内さんは固まったのりを、湯で洗い落とす方法を教えてくれました。
『固まったスポンジキャップの液状のりの落とし方』
1.固まったスポンジキャップを取りはずし、湯(40~50度)に10分間ほどつける。
2.湯の中で表面をこすり、3分間ほど洗う。
3.水けを拭き取って、本体につけ直す。
これで以前と同じように使えます。
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スポンジは固まっていないけど、液状のりがたくさん残ってしまって、
使い切れないという方におすすめなのが「スーパーボール」を作ること。
科学コミュニケーターの甲谷保和さんに教えていただきます。
塩を入れて混ぜて形作るだけ。
塩を入れるだけで、スーパーボールができるのは、液状のりの主成分である「PVA(ポリビニールアルコール)」の周りに結びついている水を、塩が奪うことで、PVAがくっつくためです。
『スーパーボールの作り方』
『材料』
液体のり→適量
塩水→水200mlに対して塩50g
水性ペン
割りばし
プラスチック製のコップ
『作り方』】
1.プラスチック製のコップの底に、水性ペンで好みの色を塗り、そこに液状のりを入れる。
2.底をこするようにかき混ぜ、液状のりに色をつける。
3.水200mlに塩50gを溶かした食塩水を加える。
4.1分間ほど置いたあと、割り箸でゆっくりかき混ぜる。
5.割り箸に固まってきた液状のりを手のひらに取り出し、よく絞る。
※手が荒れやすい人は手袋をつけてください。
6.キッチンペーパーで水けを拭き取り、手のひらで丸める。
7.丸めていると水が出てくるので、再度キッチンペーパーで拭き取る。
8.丸めて水けを拭き取ることを、3回ほど繰り返すと、ほとんど水けがなくななる。
9.一晩乾かせば、できあがり!
※ラメ入りのアクリル絵の具などを使うとラメ入りのスーパーボールが作れます。
※水溶性のマニキュアも、水性ペンの代わりに使えます。
手作りスーパーボールは直径1cmぐらいの大きさが一番跳ねるそうです。
手作りスーパーボールを保存する場合はポリ袋に入れて保管してください。
そうしないと乾燥して弾まなくなってしまうそうです。
重曹・クエン酸の使い切り術
料理や掃除で使われる重曹やクエン酸があまっている方にオススメなのが、
重曹とクエン酸を混ぜるだけで、簡単に手作りできる炭酸ガスの入浴剤。
『入浴剤』
『入浴剤の作り方』
1.クエン酸17g、重曹22gをポリ袋に入れる。
(クエン酸が1に対して重曹が1.3の割合だと効率よく炭酸ガスを発生させることができます)
2.息を吹き込む。
※粉を吸い込まないように十分注意してください。
3.1分間振って(吐く息に含まれている)水分を行き渡らせる。
4.ポリ袋のまま、型に押しつける(今回は型に市販のプリンカップを使用)
5.30分間ほど乾燥させたらできあがり。
※香りをつけたいときは、型に入れたあとでアロマオイルを3~5摘垂らすか、みかんやレモンの皮を細く切って乾かしたものを、重曹・クエン酸を混ぜ、型に入れる)
※クエン酸は酸性のため、塩素系の製品とは絶対に混ぜないでください。
有害な塩素ガスが出て、大変危険です。
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