2018年1月15日放送の「ヒルナンデス」の
「主婦が学びたい10のこと」。
お米専門店「(株)スズノブ」のお米マスター
西島豊造さんに、お米の研ぎ方やほぐし方を
教えてもらいます。
今回一緒に弟子入りするのは7人の子どもを持つ
堀ちえみさんと5歳と2歳の子を持つ木下優樹菜さん。
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お米の正しいとぎ方
1.最初はミネラルウォーターか浄水器のお水ですすぐ。
全体に軽く混ぜたら、すぐに水を捨てる。
※乾燥している米はどんどんお水を吸収するので、
ミネラルウォーターにすることで
炊きあがりがよりおいしくなります。
2.2回目からは水道水で洗い、
再び水をさっと捨てる。
3.水がほとんどない状態にして、
ボールを持つ感じで指を広げ、
しゃかしゃかと20回ほど摩擦で優しくみがく。
※お米同士の摩擦により、
表面の汚れやぬかを落とすことが出来ます。
4.研いだら再び水道水を足して、
お米を軽くすすぎ水は捨てる。
5.このすすぎを2回行う
6.つやをだすため最後に10回ほどとき、
水道水ですすげば終了。
お米の量が多い時(3合以上)は
とぎ棒を使ってもいいそうです。
1合などだと全く効果がないそうです。
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直接手で研ぎたくない人は
手袋(ビニール)を使用してもいいそうです。
炊くとき美味しく炊けるちまたの噂
・少量のお酢、はちみつを入れるとふっくらつやが出る→×
炊飯器の内釜のコーティングが溶けてしまうためだめ。
炊き込みご飯は「炊き込みご飯モード」を使うので大丈夫。
他にもカレーのルーやハチミツなど、
のり状のものも内釜のためにやめた方がよい
お酒やみりんなどもおすすめできない。
・炭を入れるとつやがでる→×
炭には粘り気を出したり甘みを出したりする効果があるが
内側の釜が傷つくのでNG
・40度以上のお湯で研ぐ→×
お米の表面だけが先に煮えてふやけてしまい、
中に芯が残るごはんになってしまう
30℃ぐらいなら何とか耐えられるとのこと。
・氷を入れてお米をたくと美味しくなる→×
水加減が狂うのでオススメしない。
冷たい水で炊くと美味しく炊き上がるとのこと。
また、堀ちえみさんの質問で
食器乾燥機にいれるのもNG
【正しいお米のほぐし方は?】
お米が炊けたらすぐほぐすことがポイント。
しゃもじで十字にきり、
1/4ずつ底から上にのせ、空気を入れる感じでほぐす。
最大のポイントは、底からひっくり返し、
水分のムラをなくすこと。
釜の底にたまった水分を
そのままにしておくと
底の方のお米がびちょびちょになり
ムラができてしまいます。
お米を切り離すことで保水膜ができ
中にうま味を閉じ込めることができるそうです。
こうすることで保温しても
しばらく炊きたての味を保つことができる。
また、タイマーをセットする場合は
炊きあがった直後にほぐせるタイミングに
設定します。
【やっておきたいお手入れ】
内蓋は1回ごとに洗うこと。
お米を炊くとお米からデンプンや汚れがでますが、
内釜だけでなく内蓋にもにつきます。
内蓋を洗わないと、炊いたばかりなのに
お米が黄ばんだり、嫌な臭いのもとになったりします。
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