魚、水族館

2024年7月2日に放送の「マツコの知らない世界」のサンゴの世界
世界初のサンゴの冬の人口産卵を成功させた高倉葉太さんがサンゴの魅力を語ります。

日本の絶景サンゴスポットやサンゴの謎すぎる生態の紹介です!

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サンゴの世界

サンゴ礁は、写真集が毎年のように出版され、近年流行しているアクアリウムには欠かせない存在。
しかし、各地でサンゴが弱り、白化現象が起きているとのこと。
温暖化や海洋汚染など、人の活動が原因と言われています。
サンゴの世界を紹介してくれる高倉葉太さんは、東京大学・大学院を卒業後、
サンゴを研究する会社を起業し、本来、夏に産卵するサンゴの真冬の人口産卵に成功しました。

日本の絶景サンゴスポット

高倉さんによると日本には実はハワイの約5倍の約430種のサンゴがいるとのこと。
日本は、東南アジアから暖かい海流が流れてきているため、
熱帯から外れた場所にもサンゴ礁があります。
館山沖にもサンゴ礁があり、ダイバーにも人気とのことです。

伊豆半島のヒリゾ浜

伊豆半島のヒリゾ浜は、崖に囲まれていて、陸路で行くことはできません。
そのため、手つかずの自然が残っていて、日本優秀のシュノーケリングスポットになっているとのこと。
7~9月の間だけ、渡し船で渡ることができます。
日本一深い駿河湾と黒潮の恩恵を受け、約20種類のサンゴが生息しています。
今の時期は、混みすぎず、おすすめだとのことです。


サンゴ礁が隆起した奇跡の島 鹿児島 喜界島
鹿児島県の喜界島は、日本で唯一、サンゴ礁が隆起してできた島だ。絶滅の危機が高まっているアオサンゴが住むなど、サンゴの聖地と呼ばれている。北海道大学が設立した喜界島サンゴ礁科学研究所がある。

八重干瀬

最大級のサンゴ礁群 宮古島 八重干瀬
高倉さんが最もオススメの日本最大級のサンゴ礁群は
沖縄県宮古島から船で1時間弱のところにある「八重干瀬」。
東京ドーム320個分。
潜ると300種を超えるサンゴが生息しているとのこと。
この場所の特徴は浅い場所にサンゴが生息していて潮が引くと界面にでてくるのだそうです。

サンゴがもっと面白くなる鑑賞ポイント

・見る角度によって色がぜんぜん違う
上かた見ると緑、横からみると茶色など全く色が異なるのは
蛍光タンパク質という紫外線から肌を守り光っているため。

サンゴの謎の生態

高倉さんがハマった最大のサンゴの魅力は「とにかく謎だらけ!わからない事が多すぎる」こと。

基本形すら決まってない

・基本形すら決まってない。
犬なら四足など決まっているがサンゴは全然違うとのこと。
代表的なサンゴのミドリイシは場所によって枝状になったりテーブル状になったり形を自由に変えているのだそうです。
ハマサンゴは大きさが特徴で巨大なものは1000年以上生きているものもあるとのこと。

1つのサンゴはクローンの集合体

サンゴの成長は触手1個体が部屋を作って分身して骨を伸ばすため1つのサンゴはクローンの集合体であるとのこと。
サンゴの触手には植物プランクトンが住み着いていて、動物でありながら光合成でも栄養を補給している生態を持っています。

領地争い!生死をかけたバトル

サンゴは一度定着したら基本的に動けないため、日当たりが良い場所を求めて成長します。
その時違う種類のサンゴとぶつかるため相手に対して消化器官を体から出して相手を溶かす攻撃をしたりするとのこと。

抗がん効果をもつ成分を発見

サンゴから抗がん効果をもつ成分が発見され、シヌラリアからは既存の抗がん剤に比べて
同濃度で170倍の強さの成分が発見されているとのことです。

まとめ

TBSテレビマツコの知らない世界の放送より
参考にしてみてください。

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