2024年2月22日に放送の「あしたが変わるトリセツショー」スッキリ!便秘のトリセツ
2000万人以上が悩んでいる「便秘」。
運動、食事など対策はいろいろあれど一体なにがホントに効くの?
近年研究が飛躍的にすすみ、2023年には6年ぶりに「便秘診療ガイドライン」が改訂されました。
便秘に効果がある意外な食べ物」とは?
便秘に効果がある食べ物や便秘の新対策の紹介です!
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本当に便秘に効く食べ物
実はここ数年、便秘の研究がすすんだことで、さまざまな便秘対策がアップデートされています。
その象徴が「便通異常症診療ガイドラインの大改訂。
6年ぶりに行われた改訂の内容は、これまで知られていない便秘対策の情報が満載。
便秘対策に「キウイ」
今回のガイドライン改訂によって、便秘に効果的だと新たに記されたのが「キウイフルーツ」。
2022年に発表された論文によれば、1日2個のグリーンキウイを食べると
便秘や腹部の不快感が改善したとの報告が出されています。
効果の理由は、キウイの食物繊維にあると考えられています。
キウイの食物繊維は、保水性と膨張性に優れていることが最新の研究から明らかになっているのです。
※摂取によって体調不良が生じた場合はすぐに中止してください
インドで見つけた 次世代食物繊維
キウイの他に、今回のガイドラインで加えられた食材が「グアーガム分解物」。
その原料は、インド原産の「グアー豆」と呼ばれるインゲン豆の一種です。
実はグアー豆の食物繊維は保水性が高いことに加え、腸内環境を整える働きを持っていてり、
便通改善効果が期待できるのです。
※グアーガム分解物はドラッグストアや通販などで購入できます。
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ヨーグルト
ガイドラインには、これまで知られている食物繊維の多い食事やヨーグルトが効果的であることも記載されています。
こういった食材を組み合わせて、自分に合う食材を見つけることが大切です。
食事や運動では治らない!? 新・便秘タイプ
2020年に行われた大規模インターネット調査によると、便秘患者の57.4%が便意を消失していることが判明しました。
普段から「トイレに行きたい」という感覚が少ない方は要注意です。
人間の体は、便が肛門付近まで運ばれてくると直腸のセンサーによって便意を感じることができます。
しかし、便意を我慢をしていると、せっかく出口付近まで運ばれた便の水分が吸収され、
カチカチの便になってしまいます。
さらにそのまま放置し続けてしまうと、便意を感じるセンサーが低下。
便意が消失してしまうと考えられています。
一度便意を失ってしまうと、出口付近まで便が来ていても、気がつかず便秘になってしまうのです。
※便意センサーの低下は老化などの原因もあります
埼玉県の保育施設では便意が無くても決まった時間にトイレに行くことを推奨しています。
医療法人ユーカリ さがみ林間病院の大久保さんによると便意が無くてもトイレに行くことで
便意に意識を向けることで小さな便意でも気が付くことができ、
気づかぬ間に直腸に溜まった便を排出することができるとのことです
便秘の新対策
決まった時間にトイレに行こう!
1.毎日、朝と夜の1日2回便意が無くてもトイレに行ってみましょう。
3分が目安です。
2.タイミングは、朝食後や夕食後など食事の30分後がねらい目。
「胃-結腸反射」と呼ばれる反射によって、胃に物が入ることで腸が大きく動くとされています。
もし朝ごはんが食べられない場合は、夜のリラックスタイムでもOK。
3.排便がなくても2週間は続けてみてください。
まとめ
NHKあしたが変わるトリセツショーの放送より
便秘によい食べ物や便秘の新対策の紹介をしました。
参考にしてみてください。
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