枕、睡眠

2017年12月26日放送の「この差って何ですか?」の中の
毛布の素材による「暖かさ」の差

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毛布の素材による「暖かさ」の差

人間環境・睡眠科学研究所 主任研究員の
古田土賢一さんに教えていただきます。

この差は
最も暖かいのはアクリルですがが、
最も快適なのはウール

布団の中の温度を33℃に保ってくれる毛布が快適。

【素材による価格の差】

ウールは約1万5000円。
綿は約8000円。
アクリルは約5000円。

最も安いのはアクリル

【ウール、アクリル、綿のなかで、一番暖かい毛布は?】

人間環境・睡眠科学研究所の立会いのもと
3つの毛布を使ってそれぞれ1時間被験者に
寝てもらい検証。

最初はウールがトップだったのですが
アクリルの温度が上昇し始め、1時間後の結果

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1位:アクリル36
2位:ウール33.2℃
3位:綿32.4℃となりました。


【一番暖かかったアクリルを買えばよい?】

必ずしも暖かければいいというわけでない。

一般的な人の温度は36℃で、
表面温度は33℃といわれています。

布団の中の温度を皮膚の表面温度である33℃に
保ってくれるのが良い毛布だとのこと。

なぜ33℃に保つことが重要なのか?
33℃を越えてしまって、より温度が上がってしまうと
発汗してしまう。

発汗すると、アクリルなどの化学繊維の毛布の場合、
汗を吸収しないため、布団の中が蒸れてしまう。

そうすると布団の中が蒸れて快適に眠れない。
33℃に保つことが快適に眠るためには
重要といわれています。

【アクリルの毛布しかない場合】

ではアクリルの毛布しか持っていない場合は
どうすれば?

汗を吸わないアクリルの毛布は、
掛け布団の上にかけると良い。

そうすると皮膚に直接触れないし、
布団の中も、33℃に保つことができるとのことです。

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