かぜ、のど、病気

2017年12月4日放送の「あさイチ」は
「はやく気づいて!のどの“老化”」。

ここでは誤嚥性肺炎を防ぐ
のどをきたえるトレーニングのやり方を紹介!

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40歳くらいからのどは衰え始める

通常、食べ物や飲み物は口から食道に入って
胃に運ばれます。

しかし、のどが衰えると空気の通り道である
気管へ誤って入ってしまいます。

いわゆる、誤えんのことです。

この誤えんを繰り返した結果起きるのが、
誤えん性肺炎。

高齢者の死因の多くを占め、
年間およそ8万人が亡くなっています。

神鋼記念病院の耳鼻咽喉科医
浦長瀬昌宏先生は、
のどの違和感を専門に診察する
嚥下トレーニング外来を担当。

浦長瀬先生によると、40歳くらいから
のどは衰え始めるとのこと。

あごにある筋肉が収縮すると喉頭があがり、
喉頭蓋が動いて、
食べ物などを食道へ流し込みますが
筋肉が衰えると、気管に異物が入って
むせてしまう。

この筋力は少しずつ衰えていくため
自分でも気付くのが難しいといいます。

飲み込む力がさらに衰えると唾液ですら、
きちんと飲み込めなくなってしまい
誤嚥性肺炎のリスクが高まってしまいます。

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浦長瀬先生によるとのどの筋肉を鍛えるには、
飲み込む感覚を思い出す。

飲み込む動作というのはおなかの中にいる胎児のときに
羊水を飲んで覚えているそうです。

それを思い出すということを
トレーニングするとよいそうです。

飲み込む力を鍛えると、誤嚥性肺炎予防や、
のどの中を綺麗にできるといいます。


のどをきたえるトレーニング

元プロ歌手の玉澤明人さんは、
のどトレの達人。

現在の本職はボイストレーナーですが、
のどを鍛える教室も開いているそうです。

玉澤さんによると、高齢者でも1か月続ければ
効果があるとのこと。

【のどトレのやり方】

1.のどぼとけの位置を確認する。
女性の場合は首の付け根辺りを指で触り、
徐々に指を上げていき、
1つ目のでっぱりを通り過ぎるとある
でっぱりがのどぼとけ。

2.水を一口含み、指でのど仏に触れ
飲み込んだ瞬間に力を入れてストップし
5秒キープ。

飲み込むための筋肉をゴックン筋と呼ぶそうですが
飲み込んだ瞬間にゴックン筋に力を入れます。

ゴックン筋にきちんと力が入っていれば
息ができない状態になるそうです。

これを1日5秒×6回を目安に行います。

徐々に秒数を伸ばしていくと良いそうです。

まとめ

のどトレーニングのやり方を紹介しました。
よかったら参考にしてみてください。

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