2022年2月13日に放送の「がっちりマンデー!!」は儲かる!地元スポーツ

W杯や五輪だけではない!知恵と工夫で地元を盛り上げる
意外と儲かっている「地元スポーツ」を徹底取材!

こちらではナイターとファイナルレースでがっちりの高知競馬場の紹介です。

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オオカミ「Player!」

高知県高知市の高知競馬場。

競馬というとギャンブルのイメージが強いですが、馬やジョッキーにとっては真剣なスポーツ。

しかし、この高知競馬、全国的に人気のスター競走馬はいないし、
予算もなくて派手なレースやイベントはできない。

10年ほど前までは売上げが落ち込み廃止寸前の状態だったとのこと。

しかし、現在の売上げは昨年の売上げが854億円。
廃止寸前の14年前から20倍以上に成長!

人気の馬もいなくて、お金もないのに一体どうやって売上げを20倍以上に伸ばしたのでしょうか?

それは1年を通じてナイター競馬を開催していること。

普通の競馬場は10時ごろからレースが始まり、
夕方4時過ぎに終わっているというスケジュールがほとんど。

しかし、高知競馬が始まるのは他の競馬場のレースが終盤に差し掛かった午後3時過ぎ。

そこから夜9時近くまで1年中ナイターでレースを開催。
つまり時間をずらしただけ!

しかし、このちょっとした工夫でとんでもない儲かり効果が!

お客さんに話を聞くと中央競馬でホープフルステークスがあって、
それが終わってから来たのだそうです。

例えば中央競馬のメインレース「ホープフルステークス」と同じ時間帯にスタートした
第1レースはおよそ740万円の売上げでしたが、
中央競馬の最終レースが終了した直後に発走した第4レースは売上げが10倍近い7,100万円に急増。

時間をずらして開催することで他の競馬場で熱くなったほとぼりの冷めない競馬ファンを狙い撃ち!
しかも馬券はインターネットでも買えるので全国の競馬ファンが高知の馬券を買うのです。

でもどうして他の競馬場ではあまりナイターのレースを開催していないのでしょうか?

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それは寒い地域で通年でナイターにはなりづらかったのです。

しかし高知はほとんど雪が降らない暖かい気候なので1年中夜にレースを開催できるのです。

さらに高知競馬にはスター競走馬がいなくても競馬ファンを熱狂させるある名物レースの存在が!
それが一発逆転ファイナルレース。

レースごとの売り上げトップ10では年に1回開催される重賞の黒船賞以外はすべてこのファイナルレースが独占。

このファイナルレースは最近勝ってない馬を集めて行うレース。

でもどうして勝てない弱い馬ばかりを集めたレースがこんなに人気なのでしょうか?

競馬の予想では過去のレースで何位に入ったのかのデータを参考にすることが多いのですが、
どの馬も勝っていないのでそもそもデータが少ない。

予想が分かれるので当たったときには当選金額がデカい!

しかもこのファイナルレース、全ての競馬場の中で一番最後に行なわれることが多いので
まさに一発逆転を夢見て全国の競馬ファンが投票するのです!

高知県ならではのナイターレースと弱い馬を主役にしたファイナルレースによって
高知競馬は驚異の売上げ854億円を達成したのでした。

まとめ

TBSテレビがっちりマンデー!!の放送より

高知競馬場の紹介をしました。
ぜひ参考にしてみてください。

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