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「ガッテン」の「まさか私が水虫に!?驚きの感染ルートを新発見」
かゆみのない水虫の人がいることや
意外な感染ルート、簡単な予防方法を紹介!
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水虫を治す方法
実は水虫を完璧に治す方法を
16年前の「ためしてガッテン」で紹介していました。
その方法はほんとにほんとにシンプルで
「薬をちゃんと治るまで塗り続ける」というものでした。
かゆみがおさまったら塗るのを
やめてしまうのではなくて
お医者さんに3か月と言われたら
3か月きっちり塗ることで完治するとのこと。
そしてこれは16年たった今でも
変わりはありません。
ではなぜ解決済みの「水虫」がテーマなのかというと
番組にこんな声がたくさん届いたそうです。
「水虫の感染は銭湯やサウナなどが危ないといいますが
私はそれらの施設へは全く行かないしプールへも行きません。
足はやさしく洗ってきちんと乾燥させています。
それなのに突然水虫になってしまったんです。
一体どこでうつったのか分かりません!」
「水虫といわれて薬を塗り、完治させたのに
再発したんです。しかも2度も!
もうどうしていいか分かりません」
しっかり使えば完治できる塗り薬や飲み薬も
続々登場しているのになぜこうした状況が続くのか。
日本人の5人に1人が水虫といわれています。
そして驚きの感染ルートを新発見したのです。
それをこれから紐解いていきます。
自覚症状のない水虫
水虫には縁がないという35人の男女に
皮膚科に集まってもらって
足の検査をしてもらいました。
検査するのは皮膚科医の比留間政太郎先生。
すると8人に水虫菌を発見しました。
水虫が見つかった8人に気づかなかった理由を聞くと、
かゆくないため気がつかなかったなどいいます。
比留間政太郎先生によると
水虫だから必ずかゆいというわけではない
そうです。
【水虫の典型例】
・足の指の間の皮がむけている
・足の裏や側面に水疱(すいほう)ができている
・かかとがカサカサしている
(かかとのかさつきの半分は水虫とも言われています)
・爪が白っぽく変色している
水虫に感染する理由
水虫は床に落ちている水虫菌を踏むことで
感染します。
水虫菌が角質層で激しく活動すると
免疫細胞が攻撃してかゆみのもとに。
しかし角質層が厚くなり、
かゆみが起きない場合もあり
個人差があります。
水虫(真菌症)になる危険度は
水泳→1.30
ゴルフ→は1.46
靴を8時間以上履く→1.43
家族に水虫がいる→22.27
感染源は実は「家族」が多く
家の中が一番危険度が高いのです。
自覚のない水虫患者の家に水虫菌は
どれくらいいるか調査しました。
実験で水虫が分かった高橋さんの家。
3LDKで奥様と2人暮らし。
バスマット、リビング、歌の練習室など
80か所で調べました。
歌の練習室、台所、お風呂、トイレ、リビングなどから
水虫菌が見つかったのでした。
でも、幸いなことに奥様は水虫ではありませんでした。
水虫菌は皮膚のかけらと一緒に
水虫菌をまき散らす性質があります。
日本大学 生物資源科学部の
加納塁さんが実験を行いました。
培養した水虫菌を髪の毛(皮膚のかわりに)に
感染させました。
3週間後、水虫菌はケラチンを養分に成長し、
ゆっくり成長。
髪の毛はボロボロになっていました。
足の皮膚もボロボロになり
水虫菌がばらまかれてしまいます。
症状がない人からの水虫でも
感染した人はかゆみや水疱などが
激しく出ることもあります。
水虫は真菌(カビ)感染。
真菌(カビ)の場合は
そんなに感染力は強くないのですが
長いこと一緒にいるとうつるとのこと。
家の中で注意が必要なことがもう1つあります。
実は水虫菌は感染力は弱いが生命力が強いのです。
人の皮膚でも半年から1年は生きるとのこと。
水虫は子供には少ないのですが、感染していたら
家族内に水虫の人がいるといいます。
家族の足に水虫のような症状があれば
一緒に検査を受けるとよいそうです。
水虫のカンタン予防法
①掃除機をかける
水虫菌は足などからはがれ落ちた
小さな皮膚のかけらの中にいますので、
掃除機で吸い取ることができます。
フローリングの床などは拭き掃除も有効です。
②スリッパを履く
水虫菌がいる小さな皮膚のかけらは、
靴下やストッキングの網目を通り抜けてしまうので、
水虫の感染予防にはほとんど役立ちません。
スリッパを履けば、皮膚のかけらを直接踏むことも、
ばらまくことも防ぐことができます。
③洗濯する
バスマットは複数の人が使用し、
湿っているので水虫菌がいる可能性が高いものですが
洗濯すれば水虫菌を落とすことができます。
また水虫菌は洗剤に弱いので、
洗濯から感染が広がる心配はないとのこと。
④足をやさしく洗う
水虫菌は、日中、革靴を履いている
湿った条件でも感染するのに24時間以上かかる
と言われているので、一日一回、足を洗うことが有効です。
ただし、硬いものでゴシゴシこすって洗うと
皮膚が傷ついてかえって感染しやすくなってしまいます。
せっけんの泡などでやさしく洗うようにします。
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