ビール、お酒、ドリンク、飲み物

2021年11月28日に放送された「がっちりマンデー!!」は
「キリン」年商1兆8000億の秘密

こちらではキリンが発見したプラズマ乳酸菌のもうかりの秘密についての紹介です!

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キリンのプラズマ乳酸菌

キリンといえば1990年に発売した一番搾りは累計520億本を売る超ロングヒット!
とにかくビールを売ってがっちり儲かっている会社というイメージですが
ビール以外にも午後の紅茶や生茶など飲み物を中心に様々な商品を作っています。

しかし今、これまでとは結構違うとあるビジネスに進出!

それはプラズマ乳酸菌。

プラズマ乳酸菌をうたったドリンクやサプリメントなどを4年前から販売。
売上は135億円とのこと。

なぜ、キリンがあまり関係なさそうな乳酸菌を作っているのでしょか?

神奈川・横浜市のキリン中央研究所へ。
ここでは健康に関する物質を研究して儲かりの種を探し出しています。

例えば食品機能評価室では記憶力の維持を売りにしたβラクトリンという成分の研究中。

さらに笑いが能に与える効果を調査するため漫才動画を脳波計を付けて鑑賞。

ちなみに一番脳に効果がありそうな漫才があるらしく
それはミルクボーイさんのコーンフレークのネタなのだそうです。

さらに研究所の中に入っていくと免疫実験室が。
そこにはプラズマ乳酸菌を発見した藤原さんがいます。

プラズマ乳酸菌とは免疫を高める細胞を元気にする乳酸菌。

免疫の司令塔の細胞の名前がプラズマサイトイド樹状細胞。
それを活性化するのでプラズマ乳酸菌という名前にしたのだそうです。

乳酸菌はビールづくりの天敵で混入するとビールが台無しになります。
そこでキリンは創業当初から乳酸菌について研究。

その研究過程で藤原さんがプラズマ乳酸菌を発見したのです。

プラズマ乳酸菌の2つのもうかりポイント

そんなプラズマ乳酸菌が年間135億円を稼ぎ出せるのには
普通の乳酸菌とは違う2つの儲かりポイントがあるのだそうです。

パッケージに「免疫」とかける

1つはパッケージに「免疫」とかけること。

実は食品パッケージに”〇〇に効果があります!”と表示するには消費者庁に届け出て受理されなければならない。

しかし、日本の食品の中でパッケージに「免疫」と書けるのはプラズマ乳酸菌だけ。

藤原さん達はひたすらプラズマ乳酸菌の研究を重ね様々な科学誌に論文を提出。
なんと10年かけて論文を27個科学誌に掲載。
こうして去年の8月、日本で初めてパッケージに免疫と表記することを消費者庁に受理されたのです。

死んでも効果が消えない

2つ目は死んでも効果が消えない!
プラズマ乳酸菌は生きてても死んでても効果は同じ。

普通の乳酸菌は生きていないと効果が消えてしまうので
ヨーグルトのように冷えた、しかも水分の中でしか使うことができない。

しかし、プラズマ乳酸菌は高音でも乾燥状態でも効果が消えないので粉末状に加工できる。
これが大きいのだそうです。

室温で保存できるのでどんな商品でも作れます。
これまで乳酸菌を使いづらかった調理工程で熱を加える飴やグミなどの商品にも使えます。

この「免疫と書ける」「粉にできる」の2つの条件が揃ったことでキリンに新たな儲かりビジネスのチャンスが!

ドラッグストアに並んでいるプラズマ乳酸菌商品を見てみると
午後の紅茶や生茶などのキリン製品に加え、
なぜか森永製菓やカンロといったキリン以外のメーカーがプラズマ乳酸菌入りの商品を販売しています。

実はキリンがメーカーにプラズマ乳酸菌を販売して製造しているもの。

カンロの人に話を聞くと、今までお菓子やグミで効果・効能表示をうたううことは一切できなかった。
今の時代は免疫を気にする人が増えているので、キリンさんとカンロのコラボでがっちりいきたいといいます。

このコラボ戦略によって様々なメーカーからプラズマ乳酸菌の注文が殺到。

1年でプラズマ乳酸菌の売上は1.6倍に急増。

ビールの研究で誕生したプラズマ乳酸菌は今や135億円を稼ぎ出すキリンの儲かりビジネスへと変貌を遂げたのです。

プラズマ乳酸菌入りの商品

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まとめ

TBSテレビがっちりマンデー!!の放送より

キリンが発見したプラズマ乳酸菌について紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。

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