2021年11月15日放送の「あさイチ」の人生を変える!おとなの勉強
こちらでは脳科学の専門家が教える勉強法、
記憶力、集中力、やる気アップの方法の紹介です!
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やる気・記憶力・集中力がアップする、脳科学者おすすめ勉強法
主婦の小野さんは2人の子どもを育てながら現在、社会福祉士の資格取得を目指しています。
社会福祉士の試験は19か目もあって覚えることもいっぱい。
勉強がうまくいかないことで最近は机に向かわない日が増えたといいます。
そんな問題を解決してくれるのが東北大学教授・瀧靖之さん。
これまで16万人以上の脳を解析してきた知見を生かして脳の特性に基づく勉強法を提唱しています。
瀧先生によると誰でも訓練すれば能力が伸びるとのこと。
私たちの脳には可塑性といってどれだけ年をとっても変化をする力があるのだそうです。
可塑性、変化をする力は加齢によってゆっくり落ちていくので
年を取るにつれと努力の時間は増えますが、確実に能力は伸びると言います。
集中力アップ法!
瀧さんがおすすめするのがポモドーロ法。
25分間をタイマーにセットして勉強スタート。
終わったら5分の休憩を取るのを1セットとして繰り返す勉強方法です。
20分から30分ぐらいが集中力が続く1つの目安。
なのでポモドーロ法で勉強すると集中力が続きやすくなります。
5分の休憩の時は目を閉じてリラックスするなど脳を休ませることが
記憶の定着にもつながるとのこと。
これは子供でもすべての世代の方に有効なのだそうです。
また人は1つのことにしか集中できないため、
スマホや漫画など気が散るものを目の届かない場所に置いておくのも大事。
記憶力アップ法
カナダの研究に基づく記憶の定着の推移を表したグラフをみると
1日目の60分講義を受けて覚えたことを100とすると
2日目には半分以上の内容を忘れてその後もどんどん忘れていきます。
しかし、翌日に10分でも講義内容を復習すると記憶の定着は100%近くまで戻ります。
その後も定期的に復習することで記憶が定着していくというのです。
瀧さんが小野さんに提案したのが勉強の最初に必ず前日、前々日の内容を復習するという方法。
繰り返し繰り返し少しでもいいので見直していくと確実に覚えるようになります。
その、「ちょこっと復習」に加えてもう1個、あることをするとぐっと記憶力が定着します。
それが「ちらっと予習」です。
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私たちは何も知らない状態で新しい情報を入れようとしてもなかなか入ってきません。
ほんの少しだけ見ておくと確実に、次の日にやるときに頭に入りやすくなります。
項目などだけでよく、こんなことをやるんだという意識だけを持っておけばそれで十分とのこと。
ウサギ作戦
記憶力の達人、池田義博さんに日常の勉強におすすめの記憶法を教えてもらいました。
それはウサギ作戦です。
童話の「ウサギとカメ」のカメさんのように、
じっくりと一つ一つ単語を覚えるよりも
ウサギさんのように素早くぱっぱと見ていく。
そのほうがいいのだそうです。
しかし、ポイントがあります。
それは何度も繰り返す。
ウサギさんのように、「ぱっぱと見ていってそれを何回も繰り返す」と定着していくとのこと。
やる気アップ法!
瀧さんおすすめの勉強法を小野さんにアドバイス。
提案したのが家じゅうどこでも勉強法。
例えばリビングでくつろいでいてもキッチンで料理をしてもダイニングにいても
さまざまな場所に教材を置いて隙間時間に勉強する方法です。
これまでの小野さんは主に専用の小部屋で勉強していました。
しかし、この当たり前ともいえる方法がやる気を低下させていたのではないかと瀧先生は指摘。
そこで小野さんはどこでも勉強法を実践!
食卓はもちろんテレビの前にもそして、冷蔵庫にもプリント。
さらにはカウンターにテキストを置いて通るたびに眺めたり、キッチンの上にもプリントをはって、料理を作りながら暗記。
洗濯物を畳みながら用意しておいた教材に目を通すなど、勉強部屋以外での学習を充実させました。
嫌だと思う前に、ぱっとやって終わらせて次にいく
それもコツではないかとのことです。
さらにやる気を持続させるために大切なことがあります。
それはわくわくする将来像をイメージすること。
私たち何か勉強するときに何のために勉強するのかしっかり考えることが大事で
例えば、資格試験を取るとか何かの試験に合格するとか
そういうところに目標を置いてしまいますが、
大事なことはその先に自分がそれを達成してどうなりたいのか。
自分が世の中にどう貢献するのか、自分自身がどう人生を楽しむのか
ここをしっかりと、楽しく思い描くこと。
これががいちばん大事なことだとのことです。
まとめ
NHKあさイチの放送より
脳科学の専門家が教える勉強法、記憶力、集中力、やる気アップの方法を紹介しました。
ぜひ、参考にしてみてください。
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