2021年10月13日に放送された「ガッテン」は
「気にしてますか?“かむ力” 脳卒中・心臓病との意外な関係SP」
こちらでは嚙む力がアップする方法などの紹介です。
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?“かむ力” 脳卒中・心臓病との意外な関係
2021年に発表された研究で、かむ力の弱い人は
心臓病や脳卒中といった循環器疾患のリスクが高まることが分かりました。
吹田市では30年以上も前から住民を対象にした医学研究が続けられています。
住民一人一人が協力し健康診断の結果を提供したり実験や調査に参加したりしています。
今回 注目されたのはかむ力と病気を発症するリスクとの関係。
その関係を明らかにするため50歳から79歳までの男女 1,547人分のデータが集められました。
するとかむ力が弱ければ弱いほど心臓病や脳卒中になるリスクが高まることが分かったんです。
なぜ かむ力が弱いと心臓病や脳卒中になるリスクが高まるのか?
ガッテンでは100人の方のかむ力を測定。
かむ力が弱いと判定された方たちの生活ぶりを調査。
すると、かむ力が弱い人はやわらかく脂質の多い食べ物を食べてしまう傾向があることが分かりました。
脂質のとりすぎは血管にダメージを与えるため、心臓病・脳卒中になりやすいと考えられます。
専門家によると、かむ力が弱くなる原因は、
高齢者の場合は主に歯が抜けたり、合わない入れ歯を使用し続けること、
若い人の場合は普段からやわらかいものばかりを食べていることではないかと考えられるそうです。
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噛む力をアップさせる方法
かむときに使う筋肉を鍛えることで、かむ力をアップさせることができるといいます。
「かみごたえ」のある食材を毎日の食事に1品加えるだけでも、効果が期待されるんです。
ここで言う「かみごたえ」とは「かたさ」に加え、「弾力」や「口の中でのばらけにくさ」も加味した指標のこと。
新潟大学大学院の医歯学総合研究科教授・小野高裕先生によると、
14人にかたいグミを週3回、3ヶ月間食べ続けてもらったところ噛む力がアップしたのだそうです
ガッテンでは専門家が監修をした「かみごたえ早見表」を作りました。
食卓によく並ぶ食材の「かみごたえ」を10段階にわけ、ランクをつけたものです。
「かむ力」をアップさせるためにオススメなのは、7ランクより上の食材群。
かみごたえ早見表のダウンロードはここから↓
★かみごたえ早見表(PDFデータ)
かみごたえで7〜10ランクの食材を紹介します。
10ランク→ハードグミ・さきいか・たくあん・みりん干し
9ランク→にんじん(生)・セロリ・赤身肉のステーキ
8ランク→キャベツ(生)・レンコン・油揚げ
7ランク→アーモンド・干し葡萄・餅・いか(生)・鶏モモ肉・白菜の漬物・ラッキョウ・茹でたこ・レバー(ソテー)・かりんとう・ピザ皮
※食事全体の栄養バランスにはお気をつけください。
また、歯の治療中だったり、食べ物を飲み込む力が弱っている方は、
無理に食べず必ず医師や歯科医師に相談してからお試しください。
まとめ
NHKガッテンの放送より
噛む力がアップする方法などを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
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