2017年6月15日放送の「スッキリ!!」の中の
「死亡率最低の”長寿県”長野から学ぶ!長生きの秘訣」
鎌田式減塩健康みそ汁のレシピも紹介!
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死亡率最低の”長寿県”長野
厚生労働省が年齢調整死亡率を発表しました。
年齢調整死亡率とは死亡状況を正確に比較するために
都道府県ごとに異なる年齢構成をそろえて
「死亡率」を算出したもの。
それによると、死亡率の高い第1位は男女ともは青森県。
前回の調査でも男女とも1位でした。
【青森県の死亡率が高い理由】
・塩分の多い食生活
・喫煙率が高い(全国2位)
いっぽう死亡率の最も低い地域は
男女ともに長野県でした。
5年ごとにこの調査をしていますが、
男性では6回連続、女性では2回連続で
最も低い数値となっています。
ちなみに長野県では1995年以降
平均寿命も男女とも日本一。
しかし、もともと長寿県だったわけではありません。
1965年、長野県は脳卒中による死亡率が
全国ワースト上位でした。
そこからどのようにして日本一の長寿県になったのか。
そのキーパーソンは
長野・諏訪中央病院名誉会長の鎌田實先生。
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長野県の長寿の秘訣
鎌田實先生に長野県の長寿の秘訣を解説してもらいます。
【秘訣その①高齢者の就業率が日本一であること】
全国平均は30.9%、長野県は36.3%
生きがいをもって生活しているということが大切。
【秘訣その②野菜の摂取量が日本一】
厚生労働省が目標とする1日あたりの摂取量の
350gを超えている。
それに伴い、がんの死亡率の低さも長野県が日本一。
【秘訣その③減塩運動が活発であること】
かつて長野県は脳卒中の死亡率が全国ワーストクラス!
食生活改善推進員を設置するなど県が対策にでる。
鎌田實先生の無理なく減塩ができる
「健康みそ汁」の作り方を紹介。
【蒸し野菜の具だくさんみそ汁のレシピ】
『材料』(3~4人分)
野菜→300~400g
※野菜はは何でもよい
だし→3カップ
みそ→大さじ1
『作り方』
1.切った野菜を鍋に入れる
2.①にだしを入れる
3.②をふたをして10分ほど
蒸し煮にする
※野菜のうま味が出るので塩気がなくても
美味しく食べられる。
4.野菜がしんなりしたらみそを入れて溶かす
※通常は味噌大さじ3入れるところを
大さじ1にできる。
1杯分の塩分量は通常のみそ汁で1.5gほどですが
今回のみそ汁では0.7g。
鎌田先生は
中高年の人は減塩を意識している人も多いが
若い世代はまだまなので、意識を広めていきたい
といっていました。
毎日の生活習慣をほんの少し変えるだけで
どの県の人も長生きできるとのことです。
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