2017年6月13日放送の「林修の今でしょ!講座 」は
「カビ&ダニ いなかった家の共通点からわかった
撃退法を学ぼうSP」
ここではダニ対策について紹介!
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ダニ対策
6月は湿度が高くなり
ダニの繁殖に最適な時期になります。
そして7月~8月はダニの数がピークに。
なのでダニが増える前の今の時期の対策が大事です。
どの家庭にもダニはひそんでいるのですが、
何も対策をしないと
喘息やアレルギーの原因にもなってしまいます。
教えてくださるのはダニ対策博士の
白井秀治先生です。
ダニが多かった危険な場所ワースト5
【5位:フローリングの溝】
ダニにはすみかが必要です。
フローリングは木のため、ダニは潜る場所がない。
なので一見するとダニいないように思うのですが、
実は、板の継ぎ目に溜まったホコリに、ダニは潜んでいます。
ダニは人のフケやアカなど、有機物全般をエサにします。
なので人が座る近くのフローリングには、ダニが多い。
ダニがいなかった家は、
モップと掃除機のWがけをしていました
掃除機だけだと
排気によってダニの糞や死骸を
舞い上げてしまうため。
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ダニが潜まない家のダニ撃退法
まずはフローリングにモップをかけて
ダニの死骸やエサとなるホコリを
舞い上げないようにして拭き取る。
そのあと掃除機を木目の溝に沿って
かけるとよい。
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【4位:寝室の布団】
ダニだらけの布団で寝ると、
フンや死骸などを吸い込むリスクが増え、
気道にアレルギー性の炎症を起こすことも。
人間のフケや寝汗などを吸って湿気が溜まるため
布団はダニにとって天国のような場所に。
ダニが住む家の特徴は
布団をたまにしか干していなかった。
布団をあまり干さないと湿気がたまって
ダニが住みやすい環境に。
しかし、布団を干すだけでは
ダニを撃退することができないのです。
もし干して布団が熱くなったとしても
温度の低い裏側へ逃げていきます。
また、布団叩きにもダニの除去効果は
ほとんどない。
ダニがひそまない家は
寝室の布団を乾燥機にかけていたのです。
寝室の布団に潜むダニは、
家庭の布団乾燥機を使って
熱を十分にかけると
死滅させることができ、
また乾燥によって繁殖を防げます。
家庭用の布団乾燥機だと
60℃以上超えるものが主流。
一般的には50度を超えると20分前後で
死滅します。
家庭用の乾燥機がない場合は
コインランドリーに行くのもひとつの手です。
ダニは熱に弱いという事はわかりましたが
シーツなどに付いたダニは洗濯機で洗えば
退治出来るんでしょうか?
シーツは洗濯機で洗うことで、
フンは9割以上除去できるものの、
生きているダニは洗濯機を回すだけでは
死なない。
なぜかというと水槽水の中には酸素もあるので、
30分程度の洗濯だとダニは全て死なない。
さらに洗濯物を詰めすぎると水流が弱まり、
ダニが流れ落ちないことが多い。
布団のシーツなどを洗うときは、
詰め込みすぎないのがポイント。
ダニが嫌がるという報告もある香り(ヒノキや柑橘系)
含むスプレーを使うのも
ダニを減らす一つの工夫です。
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ダニが潜まない家の撃退法
家庭用もしくはコインランドリーの乾燥機を使って
50度から70度以上の高温でダニを死滅させる
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【3位:キッチンの食品棚】
ダニが住む家の特徴は
キッチンの食品棚に小麦粉などの粉を
保存していた。
ダニは日常のありふれた温度と湿度で増えてしまう。
粉の中にダニが入ると粉がダニのエサになるため、
ダニは粉の中で増えていく。
ダニは輪ゴムしっかりとめても中に入ってしまう。
さらにこぼれた粉の周りにも、
ダニは繁殖します。
粉に入ってくるダニ。
最近話題になっているのはコナヒョウヒダニ
が粉製品から多く見つかっています。
知らず知らずのうちにダニを大量に食べてしまうと、
アナフィラキシーショックなど重篤なアレルギーを
起こす可能性も。
火を通してもホットプレートの熱ぐらいだと
ダニのアレルギーを引き起こすことがあるとのこと。
ダニのいない家は
小麦粉は、冷蔵・冷凍で保存していました。
冷蔵庫の温度は約7℃。
ダニが繁殖できない温度なので
万が一ダニが混入したとしても
ダニが増えるという心配はありません。
また、密閉容器に入れて
冷蔵庫に保存すればダニの侵入も防げます。
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ダニが潜まない家の撃退法
一度使った小麦粉などの粉は
冷蔵庫か冷凍庫に保存してダニの繁殖を防ぐ。
さらに密閉容器に入れればダニの侵入も防ぐ事が出来る。
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【2位:じゅうたん】
絨毯は、掃除機だけだと十分に
ダニがとれない事があります。
ダニは明るい場所よりも暗い場所を好み、
深くに潜ったダニは掃除機では吸い取りにくい。
またダニも爪でしがみつくため退治が難しい。
ダニのいない家は
掃除機はゆっくりと一往復してかけていました。
また、ダニの生態を利用した撃退法
ダニは明るい場所を避けて
暗い場所に移動するため、
部屋を約3時間暗くして掃除機をかけると
ダニを多く回収量することができます。
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ダニが潜まない家の撃退法
ダニを掃除機でたくさん吸い取るには
1往復に5秒遺贈かけて掃除機をかける。
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【1位:畳】
畳は湿気を吸いやすいため、
畳の上には物をあまり置かないほうが良い。
物が置いていないと
乾燥がしやすくダニが住みにくくくなります
ダニは乾燥すると体がしぼみます。
乾燥し続けるとダニは死亡するため、
乾燥を続けるとダニを減らすことができるが、
湿度が高くなると死にかけたダニも復活してしまう。
畳の水拭きはホコリを取る意味はあるものの、
逆に湿気を高くしてダニを元気にする可能性もあります。
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