ウォーキング

2017年4月19日放送のNHK「あさイチ」は
「スゴ技Q 春に知ってオトク!塗り方の極意」

冬の間活躍したブーツも、
これから活躍するパンプスも、
靴クリームの塗り方で、
傷も、履きジワもなめらかに!

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皮靴のお手入れ方法

靴の手入れ方法に自信がない荒井さん。
持ってきたのはこの冬、
使い込んだ革のブーツ。

そこで革靴の手入れの達人が登場。
靴職人の荒井弘史さんです。

革の性質を知り尽くし、これまで1万足以上、
磨き上げてきました。

荒井さんブーツの状態をチェック。
すり傷だけではなく履きジワも。
でも達人の手にかかれば滑らかさを取り戻せます。

そのために最も重要なのがクリームの塗り方です。
クリームを塗ることで、革靴の乾燥を防ぐだけではなく、
つま先のすり傷や履きジワも目立たなくなります。

クリームの塗り方のポイントは、
ブラシをくるくると円を描くように動かすことです。

さまざまな角度で入っているシワに対して
均一に塗ることができるといいます。
履きジワは、クリームを回して塗ったあとに、
シワに沿って塗ります。

靴磨きセット↓


靴クリームの効果的な塗り方

『道具』
シューツリー、もしくは新聞紙

透明の靴クリーム
(つま先など色の落ちが気になる場合は、
色つきのクリーム。
革靴の色より少し淡い色がオススメ)

ブラシ3種類
やわらかいブラシ(馬毛など)
小さめのブラシ(豚毛など)
大きめのブラシ(豚毛など)
※ブラシがない場合、やわらかめの古歯ブラシでも可。

やわらかい布2枚(ぬれた布、乾いた布)

『靴クリームを塗る前の下準備』
1.シューツリーや新聞紙を丸めて入れて
履きジワを伸ばす。

※靴の中にしっかりと詰めてください。
こうすることでもとからあった履きジワも伸びて
さらに新聞紙でかたくなっているので、
しっかりと力を入れて
クリームを塗ることができます。

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2.クリームが浸透しやすいように
やわらかいブラシで
表面のほこりや汚れを落とす。

3.ぬれた布でこびりついた汚れを落とす。
乾いた布で水けをしっかりと拭き取る。

『靴クリームの塗り方』
1.使うのは隅々まで毛先が届きやすい
小さめのブラシ。
クリームを少量つけて、
白くなっているようなつま先・かかとを中心に
数か所に分けてつける。

※ない場合は古歯ブラシでも大丈夫。
やわらかめがおすすめ

2.革靴に均一に塗るためには
ブラシの動かし方がポイント。
ブラシをくるくると円を描くように
回して塗り広げます。

靴には縦や横、いろんな方向のしわが入っているので、
360℃回すことでいろんな方向のしわにクリームが
入り込むことができます。

3.全体に塗ったあと、履きジワになっている部分は
シワに沿って塗る。
次にかための大きいブラシを使い、
強く大きく動かして塗り広げます。

こうすると摩擦熱によって革が平らになり、
光沢がでます。

最後にやわらかい布で余分なクリームを拭き取ます。
ホコリや蒸れたりするのを防ぐため。


靴クリーム

おすすめの靴クリームは無色のもの。
色々な靴に使えます。
ちょっと色が白いですが
塗っていくことで無色になっていきます。

ただ、履きすぎというか長く履いてしまって
色が薄くなっている場合は有色のクリームを使います。

そのときのおすすめは
靴の色よりも淡めのものを選んでください。

普段はやわらかめブラシで汚れを落とすだけで大丈夫です。
乾きが気になってきたらクリームを塗ってください。

ワックスの塗り方

靴クリームを塗ったあと、ワックスを塗ると
防水やキズから守る効果があります。

【つま先・かかとなどをワックスを光らせるときの塗り方】
1.布を使って、ワックスを
つま先やかかとになでるように塗る。

2.ひととおり塗ったら、水を1滴垂らし、
くるくると塗り広げる。
塗ったワックスのくもりが消えるまで続けます。

※かたい部分には水を垂らして
何回も塗り重ねていくのがおすすめ。

シーズンが過ぎた冬用のブーツを
そのまま靴箱などにしまう場合は、
ワックスはしないでください。

ロウが革の毛穴を塞ぐため、蒸れやすくなり、
カビの原因にもなります。

皮やエナメル、スエードの場合

合皮やエナメルの場合は
やわらかいブラシでほこりを落として
水ぶきをしてから拭きをします。

スエードの場合はスエード用のブラシで
ほこり落としてスエード用のスプレーで保湿をして
そしてスエード用のブラシで毛並みをそろえます。

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