2021年4月12日放送の「あさイチ」は
「コロナに負けない!東洋医学 お手軽活用術」
乾布摩擦で睡眠改善!?
服の上からやるお手軽乾布摩擦のやり方の紹介!
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乾布摩擦のやり方
タオルを使った健康法です。
乾布摩擦というとゴシゴシと根性を鍛えるという感じでしたが
タオル1枚で簡単にありがたい効果が得られることが分かってきました。
乾布摩擦のルーツはインド発祥の伝統医学アーユルヴェーダにあるともいわれています。
ガルシャナとは絹の糸を編んだ手袋で全身をこするインド式の乾布摩擦です。
血行の悪い人に行うと代謝が活発になり冷えや、むくみの改善が期待できるといいます。
アーユルヴェーダの専門家で医師の上馬塲和夫さんに聞いてみると
実は、気持ちいいと感じる程度にこするだけでも効果が期待できるとのこと。
今回、12人の方に乾布摩擦を続けてもらい効果を確かめてみました。
使うのは、肌触りのよいやわらかいタオル。
やり方は至って簡単。
1回5分、朝起きたときと夜寝る前に腕や足などを優しくこするだけ。
服の上からでもo.kで1か月間続けてもらったところ
ある変化が起こっていました。
なんと12人中10人が乾布摩擦だけで
睡眠が改善したというのです。
協力してくれた医師の杉江正光さんによると
寒風摩擦を1か月やったことで
自律神経機能の改善が確認されたとのこと。
それが睡眠の改善につながっているとのこと。
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自律神経には体を活動モードにする交感神経と
リラックスモードにする副交感神経があります。
寝るときに副交感神経が活発な状態、
リラックスモードになると
睡眠の質が高まるといわれています。
つまり、寝る前に乾布摩擦を行うことで
体がリラックスモードになり、睡眠の改善につながったと
考えられるのです。
上馬塲和夫さんによるとやわらかいタオルでも、
冷えやむくみの解消は期待できるということです。
朝など強くこするのも効果的です。
けれども、強くこすりすぎると肌が荒れてしまったり
高齢の方は血管を痛めて脳梗塞を誘発してしまうリスクあるということなので
強くこすらないように注意します。
乾布摩擦のやり方
5か所、こすっていきます。
腕、脚、背中、頭、手のひら。
腕と脚
腕を腕の上側、下側、内側、外側の4面あると捉えて
それぞれ2往復、優しく行う。
※ゆっくり優しくというのがコツ。
脚も同じで4面をゆっくり2往復行う。
背中
背中は体を洗うときのように
右手(左手でも可)を上にしてこするイメージ。
少しずつ場所をずらし、すべての場所に行き渡るように
場所を変えながら10往復こする。
頭
タオルを頭にかぶり、両手を使って、
頭の上から下に、耳の上から首まで、
やさしくなでるようにゆっくりこする。
※ゴシゴシではなくてなでるイメージで。
高齢者の方は、首を強くこすらない
手の平
手のひらはタオルを小さくして両手でタオルをはさみ
1秒間に3往復くらいの早さでこする。
朝・夜に、腕・脚・背中・頭・手の平をそれぞれ1分ずつ合計で5分。
朝起きたときと夜寝る前に行うと効果的とのことです。
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