2021年4月7日放送の「あさイチ」
「ムダな努力よサヨウナラ!“合気道的生活”のススメ」
コロナ禍の生活で知らないうちに力んでいる体と心。
「合気道の極意」を身につけて頑張らずに疲れやイライラ解消を!
教えてくれるのは合気道の達人藤平信一さんです。
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イライラ・疲れを感じたら
なほこさん(47歳)はストレスを感じていて
寝ても疲れが取れなくなったといいます。
大学や医療現場で使われている最新の測定器で、
朝起きた直後になほこさんの疲労度を調べてみると
年齢が70歳相当でした。
歩いてもらうと特に問題があるようには見えませんが
合気道の達人藤平信一さんによると力みがあるのだそう。
そこで全身リラックス運動をしてもらいました。
全身リラックス運動
1.楽に足踏みできるくらいの幅で立つ
2.肩の力を抜いて腕を下ろす
3.指先についた水を下に向けて振り払うように
気持ちよく指先からぶらぶら振る。
4.数秒行う
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この運動をやってもらうとなほこさんは
運動前は胸を張って肩に力が入っているのに比べて
運動後は肩の力が抜けてリラックスしているように見えます。
なほこさんは合気道的生活を始めて5日後には
50歳まで改善したのだそうです。
重い荷物を持つ&家事が楽になるなどについては以前放送されたこちらをどうぞ↓
★【あさイチ】合気道のコツで重い荷物を持つ&家事が楽になる!
心の疲れイライラ不安を軽くする方法
合気道流イライラ退散の極意。
それは呼吸です。
・深く息を吐く
湯船につかって気持ちいいときの「は~」
というような自然な吐き方で最後まで吐く。
無理に長くする必要はありません。
合気道的生活を送っているりかさんです。
この深く吐く呼吸法を寝る前の習慣にしているといいます。
ストレスと呼吸の関係に詳しい専門家に
りかさんのストレス度を測定してもらいました。
りかさんに付けたセンサーで
交感神経と副交感神経働きを計測します。
初めは、撮影の緊張からか
交感神経がかなり優位になっています。
ストレスを感じている状態です。
ところが深く吐く呼吸を続けると
副交感神経がかなり優位に。
かなりリラックスした状態になりました。
りかさんは、ネガティブな感情を
持ちにくくなったと感じています。
大事なことは日頃から心地よい呼吸を
体に覚えさせておくことで
いざイライラしたときに同じ呼吸をすることで
イライラが収まっていきます。
一瞬で不安を払拭して心を静める方法
通算ホームランの世界記録を持つ、王貞治さん。
実は現役時代、合気道の指導を受けて試合に生かしていました。
王さんが現役時代に教わって今も続けている合気道の極意。
一瞬で不安を払拭して心を静める技です。
・短く強くフッと息を吐く
イライラの場合には外からの刺激によって起きます。
一方、不安はあれこれ考えた結果自分の中から出てくるものです。
したがってどこかで断ち切らないと
ずっと不安が不安を呼び続けてしまいます。
ですから息を吐くのですが、今度は「フッ!」という鋭い息です。
不安を吹き飛ばしてしまいます。
そのうえで、これで大丈夫と自分に言って聞かせます。
日頃からそういう呼吸を通じて
自分に言って聞かせていると
いざ不安がむくむくとしてきたときに
同じ呼吸をすることで気持ちが楽になります。
忙しい時の効率アップ法
『忙しいときこそ1つずつ』
あれもこれもしなくては大変というときにも
合気道の極意を応用できます。
わたしたちが忙しく感じるときは、
やることがたくさんあるのではなくて
一度にたくさんのことをしなくてはいけないときです。
(食事の支度、洗濯、子供の学校など)
そういうときにあれもこれもというときに
力みが生じてしまって固まって動けなくなります。
そういう時は1つのことに正面に向き合い、
1つを終えたらその次のこと、次のこと。
実はこれがいちばん能率がいい。
1つずつ取り組んでいくと
これがいちばん効率よくやっていけます。
人間関係も正面から
向き合うことがとても大切です。
お子さんに大事なお話をするときも
お子さんの視線でまっすぐ向き合うときが
いちばん心が伝わります。
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