2017年3月14日放送のNHK「あさイチ」は
「スーパーフード・アカモク」

花粉症改善や
脂肪燃焼効果が高くダイエットにも期待できる
あかもくについて紹介!

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スーパーフードのアカモク

花粉症の季節。

今年は花粉の飛散量が例年の1.2倍、
西日本では4~11倍にもなる地域があるそうです。

けれども、そのつらさがすっきりするかもしれない
スーパーフードがあります。

それが、アカモク(ギバサ)!

アカモクの産地として有名な岩手県山田町。
アカモクはひじきの仲間で、旬は3~5月。

全国の沿岸で採れる海藻です。
実は、最近急激に人気が出てきているそうです。

特徴は、海藻の中でも特に強いと言われるネバネバ感と
それでも失われないシャキシャキ感。

栄養も豊富で、食物繊維はもちろん
各種ミネラルは、海藻の中でもトップクラスの含有量を誇ります。

卓球の福原愛さんも海外遠征に
必ず持参するほど大好きなんだとか。

山田町の漁師さんによると、
アカモクを食べるようになってから
花粉症が改善されたそうです。

あかもくに花粉症の症状を和らげる効果

もちろんその効果は
研究でも裏付けが進んでいます。

愛知県春日井市の中部大学は、
花粉症の症状を和らげる効果を研究しています。

長年、花粉症やアレルギーと食品との関係を専門に
研究してきた林京子さん。

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林さんは、花粉症のマウスにアカモクの煮汁を飲ませると、
わずか3日後、症状の度合いが3分の1にまで軽減したのです。

花粉症は花粉に対する過剰な防御反応です。

アカモクに豊富に含まれるフコイダンが直接、
腸の免疫細胞に働きかけ、
逆に花粉に反応しないよう、症状を抑える物質を
増やしてくれると考えられています。

まだ、動物実験の段階ですが、
林さんによればここまで効果が出た食品は
ほかにないそうです。

では、毎日どのくらい食べれば
効果が期待できるのでしょうか。

花粉症の改善には1日の摂取量の目安は、0.3gほど。

熱を加えても効果はあるので、いろいろな料理に使えます。


あかもくにはダイエット効果も

あかもくには花粉症だけではなく、
女性にうれしいパワーもあるんです。

発見したのは北海道大学教授、宮下和夫さん。
アカモクにはダイエット効果があるのです。

実は、アカモクに含まれる赤い色素、
フコキサンチンには脂肪の燃焼をアップさせ
代謝がよくなるといううれしい力があるのです。

90kg台の女性150人にフコキサンチンを
4か月とり続けてもらったところ、
体脂肪が、平均で15%も減少したことが確認されています。

アカモクにはわかめのおよそ2倍、
昆布のおよそ6倍のフコキサンチンが含まれています。

最近、このフコキサンチンには
これまでの常識を覆すすごいパワーがあることが
分かってきました。

ふだん、脂肪の燃焼は褐色脂肪細胞という
僅かしかない細胞の働きかけに頼っています。

しかし、フコキサンチンはその褐色脂肪細胞と
同じような細胞を体に増やすことが分かったのです。
つまり、脂肪が燃えやすい体になるのです。

この燃焼パワー、旬のものほど効果が高いそうです。

旬の春のアカモクはフコキサンチン量が3倍以上
多いそうです。

ただ、1つ注意点があります。

フコキサンチンは食べて1日でなくなってしまうので、
あかもくは毎日継続して食べることが大切。

ダイエット効果を期待するには
1日10gの摂取がおすすめです。

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