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2016年12月25日放送の「林先生が驚く初耳学」で
大論争となった算数の問題。
3.9+5.1=9.0
にフィールズ賞数学者森重文が答えます。
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3.9+5.1=9.0は減点?
今年11月ネットに上がった
ある答案用紙が大きな話題に。
小学3年生の算数の問題。
3.9+5.1=9.0
この問題に対して
“9.0”と答えた小学生の答案には
減点の印が打たれ、”.0″を斜線で消し
“9”とするのが正解であるという指導が
なされた。
つまり、3.9+5.1の正しい答えは”9″
この問題に対してネット上では…。
どちらも正解にすべき→ 62%。
言われた通りにやらなければ減点は当然だ→ 38%。
意見が真っ二つに。
数学の本質をわかっていない
林修先生「これは相当大きな問題だと思っています。
可能ならこの番組で決着させたい。
5.9と3.1で9.0になったらこの0は決して9という
正数として扱わなければダメだっていうふうに
押し付けるんですけど。
それを押し付ける人は
たぶんあの式の意味が分かっていない。
教える側が数学の本質をわからないまま
教えている可能性がある。
あと聞いてる例では
例えば直方体の体積を求める問題。
(縦5cm×横8cm×高さ3cm)
縦×横×高さだと教えるので。
それを高さ×横×縦(3×8×5)
と書いた子が減点された、
とネットでは出ているんです。」
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フィールズ賞数学者森重文先生
そして林先生が「この問題に決着をつけるのに
最も適切な人物」として、
ある人が頭に浮かんだそうです。
その方はィールズ賞受賞者。
フィールズ賞は数学のノーベル賞といわれています。
ノーベル賞には数学がない。
フィールズ賞は著しい業績を挙げた数学者への賞で
フィールズ賞はノーベル賞より難しい。
受賞は4年ごと。
40歳以下。
日本人で受賞したのは3人だけ。
小平邦彦先生、広中平祐先生。
そして、森重文先生。
3.9+5.1の答え「9.0」とするのは間違いか否かの問題、決着つくのか気になって #初耳学 を見ていた。森重文さんは最初に条件でも入っていれば別だが9.0でも減点すべきでないとのこと。 pic.twitter.com/qA2lAGUAco
— Impressions (@TVMainly) 2016年12月25日
京都大学高等研究院院長。
林修先生が最も尊敬する人物。
数学のノーベル賞を受賞した人。
森重文先生、65歳。
森先生こそ、林先生が最も尊敬する数学者。
林修先生の母校、愛知県東海高校の先輩。
フィールズ賞受賞だけでなく、アジア人として初めて、
国際数学連合の総裁に選出された、
日本が誇る数学の第一人者。
小学校の教育現場を二分する
この算数の問題に
白黒はっきり付けるには
世界一の数学者に会うしかない。
林修先生は京都大学を訪問。
この世界的数学者は、「3.9+5.1問題」に
ついてどう答えるのか。
森重文先生は3.9+5.1=9.0を減点する!?
森重文先生「もし最初に”できるだけ簡潔な表現をしろ”と
条件が入っていれば、
“9.0”を減点することはあり得るが、
僕の感覚ではそれはない。減点はしないですけど。」
林修先生「どちらでもいいという判断?」
森重文先生「当然そうですね。何がいかんのだ?という感じですけど。」
世界的数学者が断言!
3.9+5.1=9.0でも正解
さらに体積を求める問題の採点法についても。
森重文先生「数学者としてはどちらでもいい。
どう入れ替えても体積が変わらないのが大事」。
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「問題の数字の表示桁数と回答の桁数を揃えて回答する」は基本的には正しいと思います。
ではなぜ「3.9+5.1=9.0は間違いなのか」ですが、個人的な意見ですが、例えば「π−π=?」や「√2-√2=?」だと「表示桁数を合わせて回答する」場合、小数点以下の0を無限に書かなければ行けない事になりませんか。また、代数“x”の場合「x−x=?」は桁数が解らないので答えが書け無くなります。そう言った「不具合が生じやすい」場合の事を考慮すると「3.9+5.1=9」として、小数点以下の“0”を省く様に教えるのが適していると言えます。
なので最初から“0が終了まで連続する場合”は“小数点以下は最初の0から表示しない”もしくは“整数の一桁目まで表記し、以下は省略する”と言う教え方なのでは無いでしょうか。
この先生が批判されているのは、「小数同士の計算で小数点以下が0もしくは0の連続で終わるときは、それを書かないことが慣例だから(皆がそうしているから)、3.9+5.1=9.0は間違い」と考えたからだと私は考えています。もしこの先生が、納得のいく説明をした上で3.9+5.1=9.0間違いと言ったのであれば、これほど批判を受けなかったと思う。
私は白浜慧さんが
「「問題の数字の表示桁数と回答の桁数を揃えて回答する」は基本的には正しいと思います。」
と考えている理由が知りたいです。なぜ、正しいと思ったのか。何が基本的なのか。なぜ桁数を揃える必要があるのか。
それでは、3.5+4.10+6.40はどう計算されますか?
この答えは、14もしくは14.0は考えられますが、14.00には決してなりません。
そんなのどうでも良い事。
そんなのに拘るのだったら、2本の線が「交わる」と「接する」の違いが分りますか?
数学を自分の頭で考えず、暗記物と考えているからだよ。
小学3年の息子が、学校の算数のテストで、2.1+1.9の問題を『4.0』と書いて2点問題を1点にされてしまいました。はじめから、「簡潔な数字を書きなさい」とか、「整数になる答えは小数点以下の0は消しなさい」という指示は提示されていませんでした。わざわざ学校に抗議するつもりはありません。
4.0でも間違ってはいないと息子に説明しました。息子に今度同じ事を指摘されたら「どうして『◯.0』と書いてはいけないのか聞いておいでと伝えました。納得のいく説明があるのかないのか・・・。
どう思いますか?