塩、ソルト

「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」で紹介された
~旬のアジ&温泉&減塩テク!秋に血管若返る秘訣SP~

間違いがちな減塩法
意外に塩分が多く含まれている食材や
減塩調味料の注意点、隠れ塩分食材などについて紹介!

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間違いだらけの減塩法

高血圧の専門医
市原淳弘先生に教えてもらいます。

医師がすすめる塩分の1日あたりの摂取量

成人男性 8.0g
成人女性 7.0g

日本人の摂取量の1日あたりの摂取量の平均値

成人男性 10.8g
成人女性 9.1g

と日本人は塩分を取りすぎています

減塩の新常識をクイズ形式で紹介

薄口醤油と濃口醤油で塩分が多いのは?

薄口醤油と濃口醤油で塩分が多いのは薄口醤油。

薄い、濃いというのは塩分ではなく
色を表しています。

薄口醤油は色を薄くするため
塩を多く使っています。

(100㎖あたりの塩分濃度)
薄口醤油 18%
濃口醤油 16%

ウスターソース、中濃ソース、とんかつソースで塩分が多いのは?

ソースの中で最も塩分が多いのは、ウスターソース。

ウスターソース > 中濃ソース> とんかつソース

サラダにかけるならマヨネーズ、ノンオイルドレッシングどっち?

サラダにかけるなら減塩に効果的なのはマヨネーズ。

ノンオイルドレッシングは油を使っていないため、
味のコクを補うために塩分を加えている。

マヨネーズは味がしっかりしているので
塩分はそれほど使っていない。

塩分はしょう油の1/7程度。

効率よく減塩するなら、マヨネーズをかけるより
あえた方が良い。

あえることで少量でもしっかりと味がつく。

濃い味が好きな人のためにオススメの調味料は?

濃い味が好きな人のためにオススメの調味料は?

甘口の焼き肉のタレ。

甘口の焼き肉のタレはコクによって
味が濃く感じます。

塩分がなくてもおいしく感じることができます。

塩分量は醤油の3分の1程度。

果物類、蜂蜜、スパイスなどでコクを出すので、
塩分量は醤油の1/3。

しょう油を使うときに焼肉のたれに変えるだけで減塩に。

減塩に効果的な味噌の種類は赤味噌・白味噌・八丁味噌どれ?

減塩に効果的な味噌の種類は白味噌。

白味噌は、熟成のための期間が少ないので、
塩分量は5%と少ない。

赤味噌と八丁味噌は、長期熟成させるので
塩分量は10%。

減塩するなら、白味噌がおすすめ。

減塩調味料の注意点

もっとも手軽にはじめられるのは
調味料を減塩にすること。

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商品の選び方

減塩調味料を選ぶときに、
塩分30%カット、塩分50%オフと書かれていると
塩分50%オフの方を選んでいませんか?

パッケージの数字はメーカー内での比較のため、
実際に入っている塩分量は栄養成分表示を
確認することが大事。

減塩調味料の使用法

減塩調味料を使うときには、
薄味なので使いすぎてしまいがち。

調味料は決めた量以上は使わないようにします。

チューブタイプ調味料

香辛料は塩分が少なく味にアクセントが出るので
減塩に向いていると思っていませんか?

しかし、わさびや辛子などチューブタイプは、
保存用に塩分が含まれています。

調味料を塩分の多い順位ならべると?

コンソメ・しょう油・味噌・ポン酢・しょうゆ
ソース・ドレッシング・ケチャップ・焼肉のたれ
マヨネーズ・わさび・レモン汁・ごま油・ラー油・酢


ごま油・ラー油・酢は塩分が含まれません。

下に行くにつれ、塩分が少なくなります。

(塩分多)
コンソメ
しょう油
味噌
ポン酢しょうゆ1.3g
ソース
ドレッシング
ケチャップ
焼肉のたれ 1g
マヨネーズ 0.3g
わさび
レモン汁
(塩分少)

ポン酢醤油は意外と塩分が多く、
マヨネーズと焼き肉のタレは塩分が少なめ。

隠れ塩分食材

塩分に無縁のように思えても、
実は塩分が含まれる食材があります。

代表的なものはパンと麺。

パン

パンの原材料に塩が使われています。

6枚切りの食パン1枚で塩分0.8グラム。

麺には塩分が含まれていて、
減塩時には控えた方が良い食材。

しかし麺のタイプによっても変わります。

生麺と乾麺では乾麺の方が塩分が多い。

うどん1玉あたり、生麺は塩分量2.5g、
乾麺は4.6gの塩分が含まれています。
生麺の塩分量は2.5g、乾麺は4.3g。

ゆでた場合でも塩分は残ります。

ゆでた生麺の塩分量0.1g、乾麺は0.5g

乾麺は保存料としての塩分が多く含まれています。

練り物

練り物にも塩分が含まれています。

練り物の歯ごたえを出すために加工工程で
塩分を混ぜています。

鍋で比べると、1人前あたりの塩分は
水炊き1.3g、キムチ鍋3.8g、おでん6g。

おでんが一番多い。

洋菓子

洋菓子には塩分の高いバターやマーガリンが使われて
いることが多い。

塩分を取りすぎてしまったときには?

カリウム・カルシウム・マグネシウムを含む
食材をとるのが良い。

カリウム→果物・生野菜
カルシウム→牛乳・乳製品
マグネシウム→豆腐、大豆、もやし

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