2016年11月8日放送の「あさイチ」は「スゴ技Q 長もちの極意」
ここでは切り花をきれいに保つスゴ技を紹介!
漂白剤や砂糖を使う方法や正しい水きりの方法、
切り花のいけ方など。
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切り花がすぐに枯れてしまう悩み
岡井さんは花を飾っても
すぐにしおれてしまうのがお悩みです。
お花を活けるところを見せてもらいます。
まずは、ボウルに水を注いで
下の方を切ります。
岡井さんが花瓶に使うのは三角フラスコ。
水を注いだところで
漂白剤をふたの半分ぐらいいれます。
そして、細い三角フラスコの口に
ぎゅうぎゅうと花を押し込んで完成。
飾るのは、いつも日当たりのいい窓辺です。
2日後、岡井さんと待ち合わせ。
生けたお花を、花瓶ごと持ってきてもらいました。
ちょっと元気がないようです。
問題点をチェック
そこで花を長もちさせるすご腕の達人が登場。
技を伝授してくれるのはルールにとらわれない
花生けで独自の世界観を作り上げる上野雄次さんです。
では上野さん、問題点をチェック。
まず、注目したのは花瓶の口が狭いことです。
花にかなり窮屈な思いをさせている。
茎も圧迫されているので花が
水を据えていない可能性があるとのこと
そして次は水に注目。
塩素を高める意味で漂白剤を入れる方法は
あるとのこと。
しかし、岡井さんは漂白剤をキャップ半分ほど入れていましたが、
適量は1リットルあたりに5滴ぐらいとのこと。
花を生き生き長もちさせるには、
この花瓶なら漂白剤1滴で十分だったんです。
花を長もちさせる方法
花を長持ちさせるために
漂白剤と一緒にいれるといいものは?
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正解は砂糖。
栄養素になるそうです。
分量は1lに対して2%が適量となります。
お砂糖を入れることによって
咲いている花を長もちさせることはもちろんですが
つぼんでいた花が最後まで開花したりします。
砂糖と塩と重曹を入れた容器にバラを入れて実験。
水を替えずに8日間置きました。
砂糖を入れたバラはきれいに咲き続けていました。
一方、塩を入れたバラは花が開かずにしぼみ、
重曹入りは、花の色が脱色して枯れてしまいました。
正しい水きりの方法
さらに水きりにも間違えやすいポイントが。
岡井さんはせっかくボウルに水を張りながら
実は切るときに茎が水面から出てしまっていました。
水を吸い上げる管を潰さないように
よく切れるはさみを使い、しっかり水の中で水切りをします。
少し斜めに切るほうが、
水を吸い上げやすいのでおすすめです。
しおれている場合はここで一工夫。
水かさの深いものに花を浸けるように入れることで
水圧をかけて水を上げていく。
水につけること1時間。
元気になりました。
痛んでいる花弁は取り除き、
水の中に浸かる位置にある葉も取り除きます。
(水を腐らせないため)
そして、茎の周りに空気が循環するように
ゆったり生けます。
入りきらなかった花は
小さいグラスに生けて完成!
さらに長もちさせる技です。
飾る場所
窓辺だったり日の当たる場所に
置いていたりしませんか。
実は窓辺や日の当たる場所は
花にとって最悪の場所だそうです。
切り花なので光合成させる必要はないのです。
直射日光による急激な温度変化に
耐えられないそうです。
そのため寒暖差がないところに
置くのがベスト。
茎がしおれている場合
続いて水切りです。
ガーベラや茎のやわらかい花は
水切りをするときに黒くなった部分は
花瓶の中に入って腐っているような状態になっていますので
思い切って黒ずんだところよりも上を切ります。
続いてバラやつばきなど、
茎が硬いもの枝がしおれた場合は復活方法として
新聞紙で腹の部分を巻いて、
まっすぐ立たせた状態で切り口を火であぶります。
しかも黒くなるぐらい炭になるぐらいまであぶります。
炭の状態にすることで
殺菌効果がアップします。
そして水に1時間ぐらい浸して
水切りをしてください。
それでも元気がない場合は
茎の中に空気が入っている可能性がありますので
茎の先端を数秒熱湯につけてください。
その状態で水切りをするとぐっと水を吸い上げてくれます。
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