【あさイチ】玉ねぎを甘くする方法やおいしいレシピ！

2016年9月29日放送の「あさイチ」のJAPA-NAVIは「淡路島」　

淡路島の名産といえば玉ねぎ。

玉ねぎを甘くする方法やおいしいレシピを紹介！

淡路島のたまねぎ

瀬戸内海に浮かぶ兵庫県淡路島。
島の名産といえばたまねぎ。

第三セクターが運営する観光施設
（うずの丘　大鳴門記念館）もたまねぎ尽くし。

オニオンジャムからたまねぎエキスが入った昆布茶
たまねぎ味のあめまで。

中にはお子さんも楽しめる
たまねぎキャッチャーも。
１回100円。
１つキャッチできると1.2kg、540円分の
たまねぎがもらえます。

だめでも500円だせば1つキャッチできるまで
何度も挑戦できます。
福田綾乃さんも７回目の挑戦でようやくゲット。

そして、今、話題騒然のたまねぎに
まつわるコンテストがあるんです。

それは「タマ泣き美人コンテスト」。
これはたまねぎを切って島の景色をバックに涙を流す
姿の美しさをWeb投票で競うコンテスト。（9月30日まで）

しかし、淡路島産たまねぎはあまり涙が出ないため、
コンテストでは目薬を使って涙を流していたのでした。

淡路島のたまねぎは辛み成分が少ない

実は淡路島のたまねぎは涙の原因になる
辛み成分硫化アリルが少ないのです。

その秘密はたまねぎの収穫時期。
生産量ナンバー１の北海道では夏に収穫するのに対して
気候が温暖な淡路島ではひと冬越して春に収穫します。

夏は害虫が増えるのでたまねぎは
自分の身を守るために辛み成分を
多く持つといいます。

一方、淡路島のたまねぎは害虫の少ない
春に実ります。
だから辛みも少ないのです。
その分、淡路島のたまねぎは甘みが強いのです。

たまねぎのおいしい食べ方

おいしい食べ方を教えてもらいました。
朝昼晩、毎日たまねぎを食べるという
農家の濱田さん夫妻です。

甘いといっても生で食べるには裏技が必要です。
水にさらす？違います。

オニオンスライスを甘くする裏技。
まず使うのはスライサーです。

そして刃はたまねぎの繊維に対して
垂直に当てるのがポイント。

こうすると細胞が壊れ
中の辛み成分が揮発しやすくなります。

スライスした後に水に
さらしたりはしないそうです。

濱田さん「水にさらすと、タマネギの一番美味しい成分を
水に捨てることになりますのでもったいないです。」

では辛みだけを抜く方法とは？

バットなど平たい容器に広げ
トングや箸でスライスしたたまねぎを
混ぜ空気に触れさせます。

こうすることで断面から
辛み成分が飛んでいくのです。

これで終了と思いきやこの時期だと。
５時間ほどさらさないといけないのだそうです。

濱田さんは前の日の夜に
ラップをふんわりとかけて冷蔵庫に入れ、
次の日の朝、食べるそうです。

一般的にたまねぎを空気にさらす時間は
１５分から１時間と言われているのですが
濱田さんによりますと
甘い淡路島のたまねぎとはいえ
今の時期はいちばん辛い品種。

今の時期おいしく食べるためには
5時間ぐらい空気にさらしたほうが
いいということです。

しかし、5時間も待てないという方のために
5時間かけずに甘いたまねぎを食べられる
「花たまねぎ」のレシピを紹介。

【花たまねぎのレシピ】

『材料』
玉ネギ→1個

ポン酢→適量
（めんつゆ、バター醤油などもおすすめ）

チーズ→適量

『作り方』
１．たまねぎの上下の部分を落とす。

上のとがっている部分は普通に切り落とす。

下は芯を残して少しだけ切る。
茶色い部分を取るぐらいで、
芯をしっかりと残すように切ります。

※下のほうが甘み成分がたくさん入っているため

２．菜箸を平行になるように下に敷いて
たまねぎを置いて６等分に切り込みを入れる。

菜箸を置くことで全部は切れず
下はつながっています。

４．たまねぎを耐熱皿に置いてポン酢をかけ
ラップをして電子レンジで４分間加熱する。

５．すると花びらのように開く。
溶けるチーズをのせて電子レンジで３０秒ほど
加熱すればできあがり！